【中国高速鉄道】新幹線より早い!北京南駅と天津駅を結ぶ京津都市間鉄道
前回のブログ「北京地下鉄 大興機場線」はご覧いただけましたか?
おそらく世界一の速度を誇る地下鉄ですので、この記事と併せて読んでくださいね!
さて今回は、中国の高速鉄道に関してです。
2019年10月に中国の天津(てんしん)という都市から、北京(ぺきん)行きの高速鉄道に乗りました。
『京津都市間鉄道』(中国語:京津城际铁路)
■ 目次
- 天津概要
- 交通のかなめ「天津駅」
- 天津駅に乗り入れている鉄道
- 天津駅でチケット購入
- プラットホームと広大な待合スペース
- 車両が並ぶプラットホームへ
- 最高時速は〇〇km/h
- 美しすぎる天津駅の天井の壁画
天津概要
天津という街は、北京から南東へ約120kmくらいの場所にある都市です。
大きな貿易港をもち、海上からだと北京の玄関口となる存在。
北京から遠すぎないため、日帰りで移動ができる距離です。
19世紀後半から20世紀前半には、アロー戦争で結ばれた条約により、欧米諸国や日本などの租界地となりました。
交通のかなめ「天津駅」
天津駅の前は、首都の北京周辺から流れる川「海河(かいが)」が渤海(ぼっかい)へ向けて流れていきます。
ロケットの先端部分に時計がついたような建物上部。
これが天津駅(中国語:天津站)
天津駅の対岸は、フランスの租界エリアだったため、洋風建築が見られます。
ホテルや銀行などがあるビジネス街でもあり、高層ビルが並びます。
天津駅に乗り入れている鉄道
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天津駅でチケット購入
天津駅には券売機がありましたが、使い方がよくわからず、対面の窓口で買うことにしました。
窓口がある建物に入るには、中国のお決まり、X線の荷物検査を通過する必要があります。
実は、ここの荷物検査で歯磨き粉を没収されました(涙
天津駅から北京南駅行きの二等車の乗車券を買いました。
身分証明書の提示が必要なので、パスポートを用意しましょう。
支払いは、クレジットカードで完了!
窓口のスタッフは、親切に画面を見せてくれながら、購入手続きをしてくれました。
※塗りつぶした左側は、パスポートの旅券番号、右側は名前
プラットホームと広大な待合スペース
天津駅のプラットホームは、出発する20分ほど前に開きます。
つまり早くから駅のホームで待つことができません。
それまでは、改札を通る前の待合スペースで待つ必要があります。
電光掲示板で、スケジュールを確認します。
今回は「C2586 北京南行き 19:00発」
13B ホームです。
電光掲示板の右側の「候车」の表示は、待つ必要があります。
「正在检票」となれば改札を通ることができます。
車両が並ぶプラットホームへ
プラットホームには停車中の中国高速鉄道の車両。
形状は、ヨーロッパの高速鉄道と似ていますね。
これは「CR400BF型」という車両です。
白ベースに、金色のアクセントがかっこいい!
出発まで、男性の車掌さん、女性の車掌さんが車両横に立っています。
では、そろそろ乗りましょう!
定刻通りの出発です。
座席は指定席。
チケットに車両番号と座席番号が記載されています。
最高時速は〇〇km/h
落ち着いた車内。
しかも快適な乗り心地です。
空間も広くて、リラックスできる雰囲気です。
車両は駅を出てから、どんどんと加速して行きます。
実際に最高時速での走行中に速度表示の写真を撮りました!
時速345km!
東海道新幹線の最高速度は時速300kmなので、未知の体験!
きっと中国人はこのスピードは珍しいスピードではないのでしょう。
なぜなら、時速345kmで写真を撮る人は、自分だけだったので(笑)
美しすぎる天津駅の天井の壁画
チケット窓口は1階、待合スペースは2階にありますが、その途中のエスカレーターホールの天井には、美しい絵が描かれています。
ご購読ありがとうございました。
おがわ りきやでした。
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