世界中の風に吹かれて

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【エクアドル】ガイドブックや地図がなくても他の街へ行ける!

 

 

 
 

 

República del Ecuador

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 ピースボートが着いたのは、エクアドルの港町"マンタ"。

この街は、自由行動をすることにした。

しかし、ただ単にマンタを観光するのは、自分の旅のスタイルではない。

やはり、無理はしない程度に自分だけの旅にしたいと考えていた。

 

旅行会社のオプショナルツアーを眺めていると、マンタ郊外にある"モンテクリスティ"という街のツアーがあった。

それを見て「自分独りでその街に行ってみよう」と決断。

 

旅は港街の地図は持っていない状況でスタート!

とりあえず、バス停を探すために街を散策。

すると、ある小さな広場に街の案内板を発見!

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右の方にバスのマークがある!!

そこへ向かってみることに・・・。

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無事にバス停を見つけ、ある男の人に"モンテクリスティ"行きのバスを教えてもらい乗り込んだ。 

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バスの乗り約30分くらいするとバスは停車し、車内の前方から誰かを呼ぶ声が聞こえた。

「japonés!(ハポネス!)、japonés!(ハポネス!)」

どうやら、僕を呼んでるみたいだ。

バスのドライバーが親切に教えてくれ、"モンテクリスティ"に無事に到着。

 

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決して大きくはない、"モンテクリスティ"の街。

広場では、10くらいのテントが並び、土産を売っていた。

土産物屋で買い物したり、八百屋でリンゴを買ったり、教会を見学したり、丘の上から眺めを楽しんだりして過ごした。

 

そうそう、丘の上に居た警備員と仲良くなり、おしゃべりをした。

(といっても、お互いが話せる言語がないため、会話になっていなかった。)

その警備員はスペイン語を教えてくれた。

「Señorita(お姉さん)」

「Bonita(きれいな、かわいい)」

きっと、あの警備員は女性がとても好きなんだろう。

警備で注意するのは特に男の人。女の人には、この言葉で近づいておしゃべりをしていた。

 

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日が暮れ始めようとしていた頃、ある商店の人の家族が、車で港まで送ってくれた。

ただではなく、US$10で。

 


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