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【フィリピン 盗難】マニラで睡眠薬強盗2人に現金・カード・カメラを盗まれた実体験!

 

 
 

 

[前回の記事『フィリピンの国民生活の差』

 

2016年1月26日から5日間、天皇・皇后両陛下がフィリピンのマニラを訪問しました。

今回の訪問された各所や、宿泊した「ソフィテル・フィリピン・プラザ」辺りは、フィリピン警察の厳重な警備がされました。

 

■目次

 

マニラの治安

そんなフィリピンは、安全なところではありません。

治安は決して良くないし、武装グループが潜伏しているところもあります。

リゾート地のセブ島や、首都のマニラは、非常に観光客が多いところです。

観光客が集まるところは、様々なトラブルがあるようです。

マニラで睡眠薬強盗2人に現金・カード・カメラを盗まれた実体験!

 撮影:おがわ りきや

 

旅行者2人に誘われる

フィリピンに滞在していたある日、先日紹介したエルミタ&マラテ地区の海沿いを通るロハス通りを歩いていました。

そこである2人組と出会いました。

話をしてみると、セブ島から旅行をしにマニラに来たとのこと。

同じ旅行者だと思い、彼女らの誘いでカラオケレストランに行きました。

その間「お金はシェアしよう!」と言っていました。

 

カラオケをしながら現地のビール「RED HOUSE」を飲んで楽しんでいました。

もちろん、僕は少しは警戒をしてカバンは離さず背中と椅子の後に置いていました。

ビールに睡眠薬などいれていないか、しっかりチェックしていました。

 

だいぶ場が盛り上がってくると、その2人組の1人が、

「フィリピンのマンゴーは食べたことある?」

と、マンゴをどこかで買ってきたようです。

食べてみてと言わんばかりに、スプーンですくったマンゴを僕の口元に持ってきてくれたので、遠慮なく口に頬張り、残りのマンゴー全て平らげ大満足でした!

 

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昨日の記憶が...

しかし、ここからが不思議!

ふと気がつくと、宿泊先のベッドの上で目が覚めたのです。

日付を確認すると…翌朝です。

カラオケを楽しんでいた時間がまるで夢のようでした。

なんとなく重く感じる体を起こし、体のそばに置いてあったカバンの中を見てみると・・・。

 

カバンの中に入れていたはずのカメラの機材類。

 

「ない!」

 

ブックカバーの中に隠した現金が。

 

「ない!!」

 

服の下に目立たないよう身につけていたポーチの中のカード1枚と現金が。

 

「ない!!!」 

 

 少しずつ目の前のピントがずれていきました。

そしてそこには、病院の診察の結果が書かれた1枚の紙がありました。

昨晩の記憶を思い出そうと必死に考えました。

ある1シーンを除いて全く思い出せません。

そのシーンとは「自分の手が、血で真っ赤だったこと」

 

とりあえず、そのあと昨日行ったカラオケレストランまでひたすら歩いて向かいます。

歩いて30分くらいかかるはずですが、今ではその時間さえ記憶から消えています。

マニラで睡眠薬強盗2人に現金・カード・カメラを盗まれた実体験!

撮影:おがわ りきや

  
↓ビデオカメラを盗まれた話と、スーツケースを盗まれた日本人の話

 

店に到着し、店内にいた人にとっさに昨日のことを話しました。

「昨日、あんたがお金盗んだのか!?」

すると、帰ってきた言葉は・・・。

「盗ってない!何があったの?昨日、一緒にいた人たちは?」

 

結局、店の人たちに冷静になるように言われて、後日警察に届けに行きました。

そこで、店の人が全て話をしてくれて盗難証明書を発行してくれました。

さらに後日、盗難の事例を伝えに、日本大使館に行きました。

 

数日間、何を考えても強盗にあったあの日を思い出し、窓の外から聞こえる外界の音に恐怖を感じ、あの日以降の毎日の行動が記憶から消えていきました。

 

 

果物に入れられた薬

「なぜ記憶がなくなったのか?」

おそらく2人組が用意してくれたマンゴのようです。

ビールはお店から提供された物ですが、そうではありませんでした。

マンゴの中に睡眠薬が入れられていたようです。

 

だいぶ心が回復した2週間くらいたったある日のこと。

この件は、時間の経過だけで終わると思っていました。

しかし、まだ終結していなかったのです。

 

クレジットカード被害

宿のWiFiを利用して、あることが発覚しました。

手元にあるクレジットカードに、使用した記憶のない履歴があったのです。

聞いたことがないフィリピンの銀行ATMでキャッシングで現金が引き出されていたのです。

 

薄れていたあの日の恐怖心が再び蘇ってきました。

クレジットカードに電話をしても、全く意味がない結果でした。

「あなたが引き出した履歴なので、どうすることもできません」

自分の胸から心臓を引き抜かれた気分でした。

 

盗まれたもの

  • 日本の現金5万円
  • フィリピンの現金700ペソ(約1,700円)
  • クレジットカード不正キャッシング4万円
  • デビットカード1枚
  • 撮影用機材12万円相当
  • お気に入りの帽子 

 

 

指名手配犯

フィリピンの知り合いから口を揃えて言われたことがあります。

「マニラは、デンジャラス(危険)な都市なので気をつけなさい!!


今回の経験と同じ経験をされている方のブログ記事を見つけたので、こちらも参考にしてみてください。


ご購読ありがとうございました。

フィリピンに限らず海外へ行く際は、ガイドブックに書いてある「旅のトラブル例」を事前に必ず読んでおきましょう! 

 

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