【天津観光 後編】川の上の大観覧車!租界エリアと天津名産「麻花」
天津の前編「西洋建築の五大道」はご覧いただけましたか?
後編と併せて読むことで、より天津の魅力を知っていただけます。
前編に続き、今回は天津観光後編です。
■ 目次
洋風建築が並ぶ経済と流通の中心地
「解放北路(かいほうほくろ)」
かつて世界の金融機関が集まっていたエリア。
建築を見て楽しみたい方にはおすすめ!
現在は、中国工商銀行や中国建設銀行、中国銀行などの大手銀行をはじめ、数々の銀行がオフィスを構えるエリア。
かつて日本の横浜正金銀行も、このエリアにありました。
<「解放北路」の最寄駅>
地下鉄3号線「津湾広場」駅
フランス租界とを結ぶ「解放橋」
天津駅前の海河にかかる鉄橋「解放橋(かいほうきょう)」
フランスの租界と天津駅を結ぶ重要路だった。
かつては、橋の中央部が跳ね上がる両開きの跳開橋で、大きな船の航行ができた。
現在は2006年の改修工事により、橋は固定されて動かない。
橋の北側には大きなラウンドアバウト(環状交差点)がある。
中央には、2001年1月1日にできた「世紀鐘」
時計盤の周りには12星座が並び、さらに鉄骨の上部に太陽、下部に月のようなデザインの物が施されている。
<「解放北路」の最寄駅>
地下鉄3号線「津湾広場」駅
「天津」駅
南市食品街
天津市内、海河の西側にあるフードアーケード
「南市食品街(なんししょくひんがい)」
内部は、名物やお土産、お菓子などの店が並んでいます。
伝統的な食品だけかと思いきや、写真にも写っているようなファストフード店も出店しています。
内部は、十字の通路のみのシンプルな作り。
雨の日でもゆっくりお買い物ができます。
天津の3大名物の1つ。
油で揚げたお菓子「麻花」
硬いかりんとうのようなお菓子です。
天津の街の至る所に、麻花を扱うお店をみかけます。
大きさも様々あるので、天津に行ったら是非食べてみてくださいね。
<「南市食品街」の最寄駅>
地下鉄2号線「鼓楼」駅
川にかかる観覧車
「天津之眼摩天輪 Tianjin Eye」
個人的に、一番気に入った観光スポット。
2008年に完成、高さ120メートルの観覧車です。
橋の上にある観覧車では、世界一の大きさを誇ります。
橋には車道があり、多くの自動車が走っています。
残念ながら、掲載されていないガイドブックがあるので、この記事を見た方はラッキーかも!
<「天津之眼摩天輪 Tianjin Eye」の最寄駅>
地下鉄1号線「西北角」駅
地下鉄3号線「中山路」駅
地下鉄6号線「天泰路」駅、「北竹林」駅、「北運河」駅(建設中)
人々が普段であるく街
新しい流行やファストフード店、アパレルショップが集まる新市街地
写真は、移動用の電気シャトルバスの除き、歩行者のみのエリア。
こういう光景は、どこの国もあまり変わりがない。
整備された地区から離れると、近所の人が集まって中国将棋(シャンチー)を楽しむ。
海河の川辺に並ぶ西洋建築。
中国とは思えない景色がこの街にある。
日が暮れても、面白い雰囲気を味わえる。
写真だけでは、どこなのかがわからない不思議な世界が今夜も広がっている。
ご購読ありがとうございました。
天津観光の後編はいかがでしたか?
前編を見ていない方は、下の関連記事リンクから見てくださいね!
おがわ りきやでした。
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