【天津観光 前編】西洋建築の五大道!中国の町並み古文化街を巡り、グルメも堪能
天津(てんしん)という街を知っていますか?
大分県に「天津駅」、千葉に「安房天津駅」など、日本にもその地名はありますが、今回は、中国の天津についてです。
■ 目次
天津概要
天津という街は、北京から南東へ約120kmくらいの場所にある都市です。
大きな貿易港をもち、海上からだと北京の玄関口となる存在。
北京から遠すぎないため、日帰りで移動ができる距離です。
19世紀後半から20世紀前半には、アロー戦争で結ばれた条約により、欧米諸国や日本などの租界地となりました。
西洋建築の住宅街「五大道」
5つの道からなる「五大道(ごだいどう)」
北から南へ順に「成都道」「重慶道」「常徳道」「大理道」「睦南道」「馬場道」
五大道という名前なのに、なぜか6つの道で五大道。
20世紀初頭、イギリスの租界だったエリア。
2頭の馬が引っ張る馬車が観光客を乗せて走っています。
値段は、80元ほど。
歩くことが大変な方に、おすすめです!
五大道エリアの公園。
花が綺麗に咲いていて、ちょっと休憩するのにおすすめの場所。
地域の憩いの場のような公園で、音楽に合わせて踊る年配女性、子どもと散歩をしている親子、花壇をバックに写真を撮るカップルなど、おのおのが優雅な時間を過ごしていました。
五大道エリアにある「民園広場」
一言で言えば、休日に楽しめる運動公園といった感じだろうか。
レストランやカフェなどの店があり、中には陸上のトラックもあり、多目的な施設。
ショッピングしてもよし、運動して汗を流してもより、何もしずにぼーっとしてもよし!
1920年頃、ここに体育館が整備されました。
その後サッカー場など何度か改修を経て、一般開放された現在に至るそうです。
<「五大道」の最寄駅>
地下鉄1号線「营口」駅、「小白楼」駅
地下鉄3号線「营口」駅、「西康路」駅
民園広場近くで食事をするならPIZZA BIANCAへ。
ブログ『Konoハウス』のKonoさんおすすめのイタリア料理店です。
天津で絶対に食べたいグルメ
天津3大名物をご存知ですか?
先にお伝えしますが、天津飯でも天津甘栗でもないですよ。
天津飯は天津にないどころか中華料理ではありません。
天津甘栗は北京が栗の産地で、天津港から輸出がされたため、そのように呼ばれるようになったとか。
では、3大名物の発表です!
- 麻花:油であげたお菓子(天津観光 後編にて)
- 耳朶眼炸糕:揚げ餅
- 狗不理包子:小さな中華まん
今回は、肉まんをご紹介します。
ガイドブックに乗っている有名店
「狗不理 総店(こうぶり そうてん)」
せいろに8個入った包子(パオズ)
ジューシーで美味しかった!
これを食べずには帰国できない!
<「狗不理 総店」の最寄駅>
地下鉄3号線「和平路」駅
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古い町並み「古文化街」
800年以上の歴史をもつ町並み「古文化街(こぶんかがい)」
民芸品など様々な店舗が約600メートルも軒を並べる。
古文化街にある建築物「天津玉皇阁」や、南口の「津門故里」と書かれた門なども見所。
多くの旅行客が買い物を楽しんでいました。
<「古文化街」の最寄駅>
地下鉄2号線「東南角」駅
不思議な建築の中国磁器博物館
天津に「チャイナ・ハウス」と呼ばれている場所があります。
「中国瓷房子博物館」
偶然、散歩中に見つけたのですが、陶磁器をテーマにした博物館です。
外観だけ見る人も多いようで、博物館前の道路に人が群がっていました。
フランス式の建築内部には、陶磁器だけでなく数々な骨董品が保存されている。
スペースが限られているせいか、展示と言うより、敷き詰められている感じです。
表面が磁器でできた車。
入場料は、おとな50元
<住所>
和平区赤峰道72号
<「チャイナ・ハウス」の最寄駅>
地下鉄3号線「和平路」駅
ご購読ありがとうございました。
天津観光は、後編に続きます。
続きをお楽しみに!
おがわ りきやでした。
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